5日から「さっぽろ雪まつり」 雪と氷の幻想的な世界広がる(産経新聞)

 雪と氷の祭典「第61回さっぽろ雪まつり」が5日から、札幌市内の3会場で始まる。4日までに大小計249基の雪と氷の像が完成し、市中心部の大通公園には、アニメ「ちびまる子ちゃん」の大雪像や、北海道の大自然を背景にスキーやスノーボードをする姿を表現した大氷像が登場した。

 同日夜には像をライトアップする試験点灯が行われ、大通公園は光と氷雪の幻想的な世界に包まれた。

 2月に入り札幌市内は最高気温が氷点下の厳しい寒さが続いている。大通会場8丁目の大雪像の制作を担当した陸上自衛隊第18普通科連隊の村田謙二1等陸曹(48)は「1月の雨で作業日程が遅れ、ここ数日、朝9時から深夜12時までの作業が続いた。4日は徹夜で朝8時半までの作業だった。今年のできばえは最高。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と話す。

 期間は11日まで。国内外から200万人以上の観光客が見込まれている。

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神経細胞 皮膚から作成、「万能細胞」使わず 米国(毎日新聞)

 マウスの皮膚の細胞に三つの遺伝子を導入し、神経細胞を作り出すことに米スタンフォード大の研究チームが成功し、この細胞を「(人工的に)誘導された神経細胞」を意味する「iN細胞」と名付けた。ES細胞(胚(はい)性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)のようにどんな細胞にも変化できる「万能細胞」を使わず、体細胞から直接、形質が全く異なる細胞を狙い通りに作成した成果として注目される。27日付の英科学誌ネイチャー(電子版)で発表した。

 研究チームは、神経細胞のみが光るように遺伝子改変したマウスの胎児の組織や新生児の尾から、皮膚中でコラーゲンなどを作る「線維芽細胞」を採取。神経細胞への変化に関係する19の遺伝子のうち三つをウイルスに乗せて導入すると、5〜8日で光る細胞ができ、神経細胞として働くことが確認された。

 iPS細胞を作成するには数週間かかり、神経、筋肉、心筋などの目的の細胞に分化させる必要がある。移植の際に分化しきっていない細胞が混じればがん化する可能性もある。一方、今回の方法はiPS細胞を使う場合に比べ、より簡単かつ短期間でできる。さらにiN細胞はそれ以上変化しないため、がん化の可能性も低いと考えられるという。

 チームの一員で同大再生医学研究所のリサーチアシスタント、国分優子さんは「将来的には、患者本人の細胞からがん化の可能性や移植時の副作用が少ないiN細胞を作成することで、移植治療の臨床応用の可能性を広げることができるのでは」と話す。【須田桃子】

 ◇安全性の検証必要 iN細胞

 米スタンフォード大が成功した体細胞を直接、目的の細胞に変化させる試みは、「ダイレクト・リプログラミング」と呼ばれ、iPS細胞研究と並んで世界的に研究が進みつつある。

 過去には、米ハーバード大の研究チームが08年、マウスの膵臓(すいぞう)の膵液を作る細胞に三つの遺伝子を組み込み、インスリンを作るベータ細胞を作成した例がある。しかし、インスリンは元々膵臓で産出されるのに対し、米スタンフォード大の研究は、採取が簡単な皮膚の細胞を使い、元の細胞とは性質も形態も全く異なる細胞を作り出した点で、これまでにない成果と言える。

 岡野栄之・慶応大教授(再生医学)は「いつかはこのような研究がなされるだろうと予期していたが、ついに出たという感がある」と評価する。一方、体細胞に複数の遺伝子を導入して別の細胞に誘導する発想は、もともと山中伸弥・京都大教授らがiPS細胞の作成で示しており、「今回の研究もiPS細胞研究の延長線上にあると言える」と指摘する。

 iN細胞は元の細胞の形質が完全に消えているかどうかなど、未知の点も多い。iPS細胞と同様、再生医療での利用には特に安全性の詳細な検証が必要だ。【須田桃子】

 ◇慶応大チームは神経幹細胞成功

 慶応大の岡野栄之教授(再生医学)の研究チームは27日、大人のマウスの線維芽細胞に複数の遺伝子を導入し、神経細胞の元になる神経幹細胞を作り出すことに成功したことを明らかにした。導入した遺伝子は、米スタンフォード大の研究とは全く異なり、できた神経幹細胞から、神経細胞や神経細胞の働きを支える「グリア細胞」を分化させることにも成功したという。【須田桃子】

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糖尿病根本治療に道 膵島移植の拒絶反応解明 福岡大・理研(産経新聞)

 重症糖尿病の根本的治療法として期待される膵島(すいとう)細胞移植で、タンパク質の一種「HMGB1」が拒絶反応を促し、移植効果を妨げることを、福岡大と理化学研究所の研究チームが突き止めた。HMGB1の抗体投与で、拒絶反応を抑え移植効果を格段に高めることも判明。研究成果が米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に2日掲載された。

 福岡大の安波洋一教授(再生・移植医学)によると、HMGB1の抗体を治療薬として投与し、拒絶反応を抑える方法がヒトでも確立されれば、糖尿病1型の重症患者に対する根本治療として膵島細胞移植の普及が大幅に進む。早ければ4〜5年後には本格的な治療を開始できる見込み。

 糖尿病マウスに膵島細胞移植を実施すると、膵島細胞に多く含まれるHMGB1が細胞外に放出され、免疫系のリンパ球「NKT細胞」などが活性化し、拒絶反応を起こしていた。移植前にHMGB1抗体を投与すれば拒絶反応を避けることができ、従来の4分の1以下の細胞数の移植で糖尿病マウスの血糖値を正常に保つことができたという。

 膵島細胞移植は、膵臓移植に比べて体への負担が少ないとされ、重症糖尿病患者の根本的治療として期待されている。ただ、拒絶反応が激しいことが最大の課題とされてきた。

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南京虐殺、犠牲者数で隔たり=戦後史は除外−日中歴史研究報告書(時事通信)

 日中両国の有識者による歴史共同研究の成果をまとめた報告書が31日、公表された。双方は、日中戦争の原因が基本的に日本側にあり、中国国民に深刻な被害を与えたとの見解では一致。しかし、南京虐殺事件の犠牲者数を中国側が30万人と主張したのに対し、日本側は2万〜20万人とするなど、認識の隔たりも浮き彫りとなった。
 日中の有識者は共同研究を継続していく方針を確認しているが、政治体制の違いもあり、歴史認識の共有に向けたハードルは高いのが実情だ。
 歴史共同研究は両国の相互理解を深めることを目的に、2006年10月の日中首脳会談で合意され、同年12月にスタート。日本側は北岡伸一東大教授、中国側は歩平・社会科学院近代史研究所長が座長を務めた。
 報告書は約550ページで、古代から近現代までの歴史を、日本側委員と中国側委員がそれぞれの立場から記述した。国内世論に与える影響を懸念する中国側の要望で、天安門事件(1989年)などが含まれる戦後史は報告書から除外された。 

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総合医療センターで小児から成人への「移行期医療」を実施―東京都(医療介護CBニュース)

 東京都病院経営本部の都立病院経営委員会(委員長=大道久・日大医学部教授)は1月29日、今年度2回目の会合を開き、今年3月から開院する「小児総合医療センター」「多摩総合医療センター」の概要を清瀬小児病院の林奐院長らが説明した。林院長は、小児総合医療センターで治療を受け、問題を持ちながら成人した患者に対し、多摩総合医療センターと共同で医療を提供していく考えを示した。

 都は2008年1月に策定した「第二次都立病院改革実行プログラム」に基づき、都立病院の再編・整備などを進めてきた。今年度の行動計画では、今年3月に府中病院を「多摩総合医療センター」に、清瀬小児病院など3施設を「小児総合医療センター」に再編・統合することなどが計画されている。
 この日の説明によると、「多摩総合医療センター」は病床数が789床で、▽三次救急▽精神科救急▽がん▽難病▽骨髄移植▽専門リハビリテーション―の各医療などを担い、1日当たり1500人の外来患者を見込んでいる。一方、「小児総合医療センター」は病床数が561床で、▽小児専門(心臓病・がん医療等)▽小児救急▽小児精神▽小児難病―の各医療などを担い、1日当たり750人の外来患者を想定している。両センターは同じ建物の中にあり、共同で総合周産期母子医療センターを形成する。

 林院長は「子どもの時に治療を受けて問題を持ちながら成人した場合、どうなるかが問題」と指摘し、このような「移行期」の患者は受け手がいないと説明。その上で、小児の専門医と多摩総合医療センターの各診療科の専門医が共同することにより、「病を持った子どもに対し、生涯にわたって医療が提供できる」とした。


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